お知らせ

東京大学医科学研究所附属病院臍帯血・臍帯バンクと連携拡大 先天性疾患の病態解明や治療法の開発を促進する新プログラムを開始

2022年01月13日〈お知らせ〉

当社は、東京大学医科学研究所附属病院臍帯血・臍帯バンク(以下、医科研バンク)と共同で考案した、先天性疾患の病態解明や治療法の開発を促進する「つながる未来プログラム」を、2022年1月17日より開始いたします。
 
当社は2018年より、出産時のお子さま自身のさい帯(自家さい帯)由来細胞の利点を利用した疾患治療を目指し、医科研バンクの長村登紀子准教授と自家さい帯バンキングシステムの構築と開発に取り組み、その技術とノウハウに関するライセンス契約を締結し、2021年4月1日より、日本初となる「さい帯組織保管サービス」を開始しております。
 
この度開始いたします「つながる未来プログラム」は、当社のさい帯組織保管サービス利用者のうち、先天性疾患*のお子さまのさい帯について、保管上限を越える余剰のさい帯がある場合に、廃棄せずに医科研バンクに寄付し、研究の発展を支援することを目的としています。この取り組みにより、多くの研究者が、様々な先天性疾患の方の組織サンプルを入手することができるようになるため、病態解明や治療法の開発の進展に大きな貢献を果たします。また、研究が進展することで、当社で保管したさい帯が、将来ご本人の治療に利用できる可能性が広がることからも、大変有意義なプログラムです。
 
*対象となる先天性疾患
口唇口蓋裂、食道閉鎖症、十二指腸閉鎖症、腹壁欠損症、直腸肛門奇形、先天性心疾患、耳介形成異常
 
ステムセル研究所 つながる未来プログラム
 
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