2022年1月29日
赤ちゃん

赤ちゃんの成長と発達をおさえよう

赤ちゃんの成長はとても早く、その成長スピードに驚く方も多いのではないでしょうか。そんな赤ちゃんの成長ですが、順調に成長しているのか、やはり気になりますよね。

身体的成長は、赤ちゃんの身長や体重を測り、母子手帳などに記載された「成長曲線」を見て判断することができます。また、動作(ものをつかむ力など)、アイコンタクト、発声、言語発達などの発育状況についても、書籍などから知ることができます。

それでは、乳児期の赤ちゃんの成長について見ていきましょう!
ただし、赤ちゃんの成長は個人差が大きいもの。他の赤ちゃんとの違いをあまり気にし過ぎないようにしましょう。あくまで目安です。赤ちゃんの能力を引き出すためにどのような環境を整え、赤ちゃんにとっての良い刺激をどう与えていくかを考えるための参考にしてください。

生後0~3ヵ月ごろ

新生児の赤ちゃんは、1日中、寝ている状態が多いです。時々、「新生児微笑」と言われる、目を閉じたままニッコリする姿に癒される方も多いのではないでしょうか。
肌の感覚を心地いいものにしてあげましょう。視覚はまだ完全には発達していませんが、光や音は認識します。ぜひ、抱っこして赤ちゃんの近くで優しく話しかけたり歌ってあげたりしてください。おなかの中にいた頃から聞いていたママの声に反応するかもしれません。
また、起きている間、手足をさかんに動かせるようになったり、機嫌のよいときに「アーアー」などの喃語を話したりすることもあります。

抱っこされたり、見つめられたり、話しかけられたりすることで、赤ちゃんはますます発達していきます。あやされたり話かけられたりすると笑ったりするかもしれません。
また、快、不快感がはっきりとしてきて、空腹やおむつが汚れると泣いたり、抱っこすることで安心した表情になったりします。
また、骨格が成長して首がすわり始めると、自分で少し首を動かして左右を見回すことができるようになっていきます。追視が上手にできるようになってきたら、好奇心を誘うようにガラガラおもちゃを動かして、目でものを追う遊びをすると良いですね。

生後3~6ヵ月ごろ

身近な人の顔が分かり、あやされると声に出してはしゃぐことがあります。
また、人見知りが始まる赤ちゃんもいます。成長するにつれて筋肉も発達し、手を伸ばしてものがつかめるようになっていきます。赤ちゃんの少し前におもちゃを置いて、赤ちゃんがそれに興味をもってとることができるように一緒に遊んでみるのも良いですね。

赤ちゃんが仰向けに寝ているとき、自分の手で足をつかんでいることがあります。赤ちゃんは自分の体を理解し始め、筋肉を伸ばして、手や口で足を感じているのです。

生後6~9ヵ月ごろ

成長していく赤ちゃんは好奇心旺盛で、周囲のものを触ったり、口に入れたりします。
名前を呼ばれると反応するようになっていくでしょう。
お昼寝の時間をまとまってとるようになっていきます。
寝返りをしたり、ハイハイやお座り、つかまり立ちをしたりします。
赤ちゃんの視野が広がり、ますます好奇心もひろがっていくことでしょう。
とても動きが活発になっていきます。パパやママを後追いすることもあるでしょう。

生後9~12ヵ月ごろ

気に入ったことを何度も繰り返して遊んだり、「いないいないばぁ」をした時に見えなくなった大人が出てくるのを期待したりするようになるかもしれません。相手のしていることに興味をもち、自分も同じようにしようとします。コップや食器を自分で使おうとするようになるでしょう。

大人の言葉もほとんど理解して、要求された行動を自分でしようとします。つかまり立ちや伝い歩きをするようになると行動に目が離せません。安全を確保して、赤ちゃんがやってみたい!と思っていることをサポートしてあげてください。

そして、赤ちゃんの成長を一緒に楽しんでいってください♪

赤ちゃんの成長は、右肩上がりの成長ではありません。時にはゆっくり成長したり、時には段階を飛び越えるかのような急成長をみせたりします。それぞれの赤ちゃんの個性に従って、独自のペースで成長していきます。
上記の月齢ごとの目安は、あくまで参考として見てください。

さいごに

じつは、赤ちゃんの成長にとって一番大切なことは「パパやママが健康でいること」かもしれません。赤ちゃんのお世話が中心となり、自分たちのことは後回しにしがちです。
しかし、パパやママが元気でいてこそ、赤ちゃんがすくすくと成長できるのです。

赤ちゃんが生まれてから、パパやママはとても忙しくなります。睡眠不足の状態も続き、色々なストレスがたまりやすくなります。特にママは、産褥期に赤ちゃんのお世話をしなければならないこともあるでしょう。

「出産は全治8ヵ月の重傷」とも言われることがあります。妊娠や出産の身体的ダメージが回復しないまま赤ちゃんのお世話と成長だけに集中することは、ママにとって健康リスクが高くなってしまします。産後はホルモンバランスの変化も大きいです。

ぜひ、しっかりとママ自身のセルフケアをしてくださいね!

この記事の監修者

坂田陽子

経歴

葛飾赤十字産院、愛育病院、聖母病院でNICU(新生児集中治療室)や産婦人科に勤務し、延べ3000人以上の母児のケアを行う。
その後、都内の産婦人科病院や広尾にある愛育クリニックインターナショナルユニットで師長を経験。クリニックから委託され、大使館をはじめ、たくさんのご自宅に伺い授乳相談・育児相談を行う。

日本赤十字武蔵野短期大学(現 日本赤十字看護大学)
母子保健研修センター助産師学校 卒業

資格

助産師/看護師/国際認定ラクテーションコンサルタント/ピーターウォーカー認定ベビーマッサージ講師/オーソモレキュラー(分子整合栄養学)栄養カウンセラー

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