2021年12月7日
赤ちゃん

初めてでも安心 新生児の特徴や体重管理

ご出産おめでとうございます!赤ちゃんとの新生活、素晴らしい時間をお過ごしのことと思います。
かわいい赤ちゃんとの生活のお役に立てるように、今回は新生児の体の特徴や体重管理についてお伝えしようと思います。

新生児の体の特徴

やわらかくて、ふわふわな赤ちゃん、どんな特徴があるのでしょう?

・頭

生まれてくるときにママの骨盤を通り抜けられるように、頭蓋骨に隙間がある状態で生まれてくるため、頭のてっぺんにペコペコとへこむ部分があります。頭髪についても個人差があります。

・目

生後すぐの視力は0.01くらいで、ぼんやり見える程度です。目から30cmくらいのところで焦点が合います。目やにがたまりやすい時期なので、きれいなガーゼや清浄綿で拭きとってあげましょう。

・耳

妊娠5カ月以降、聴覚が発達した赤ちゃん、ママとパパの声は何より安心しますし、大好きなはずです。新生児期は、音に敏感なため、大きな音がすると体をビクッとさせることも。

・おへそ

へその緒のケアを継続してください。少しずつ乾燥して、黒くなっていき、生後1~2週間後にはポロッと取れます。

・足

赤ちゃんの足はM字型です。これは、股関節が形づくられる状態にあるためです。抱っこする時もM字型が保たれるようにしましょう。

新生児は泣くことで気持ちを伝える

この時期の赤ちゃんは、眠りが浅いため、昼夜の区別なく2~3時間おきに目を覚まし、おっぱいやミルクを飲んで寝るを繰り返します。おなかがすいた、おむつがぬれて気持ち悪い(おしっこは、1日10回前後、うんちは1~8回程度といわれています)、暑い、寒い・・・など不快なことがあると、赤ちゃんは泣くことで訴えます。中には、授乳後にすぐ泣くということもあり、頻繁に泣いていると感じることもあるかもしれません。
私も初産の際、長男が頻繁に泣く様子を見て、どうしようと自分も泣いていた経験があります。(今では良い思い出です)しかし、泣くことも元気の証と考えて、あまり悲観的に思わないようにしました。おむつ替えなどのお世話をパパやご家族に積極的にお願いしてみるのも良いですね!

赤ちゃんの成長と体重

赤ちゃんは、生後2~3日くらいまでにいったん体重が減少します。これは、生理的体重減少と呼ばれるものです。その後は増加していきます。具体的には、個人差はありますが、新生児の体重は生後1カ月で1kgの増加が望ましいとされています。1日に平均すると約30gの増加ということになりますが、日によっておっぱいの飲み具合、おしっこの出方が違いますので、1週間単位で1日あたりの増加を計算すると良いかもしれません。

赤ちゃんの体重の量り方

赤ちゃんの体重を量るには、産院で使われるような赤ちゃん用の体重計(ベビースケール)ですと、5g、10g単位で体重を量ることが出来ます。また、大人用の体重計でしたら、抱っこした状態で量り、大人の体重を差し引くことで、だいたいの体重がわかります。ちなみに、ベビースケールは、購入するのも一つの案ですが、一時的な使用と考えてレンタルされる方もいますので、ご家族の考えに合う方法が見つかると良いですね。

体重が増えていないときには

新生児が成長するペースは、個人差もありますので、体重が増えない場合は心配になりますよね。そんなときは、以下のような方法を試してください。

・まず相談!

心配なときは、ママ一人で悩まずにパパやご家族に話したり、出産された産院に電話で問い合わせたりするのがお勧めです。生後1カ月の乳児健診までの道のりが遠く感じないように、気軽に問い合わせや相談をしましょう。

・授乳間隔を開けないようにしてみましょう

新生児の授乳間隔は、3時間おきが目安といわれていますが、赤ちゃんが欲しがったときに授乳するようにしましょう。よく寝る赤ちゃんですと、授乳間隔が開きすぎる場合もあるかもしれません。授乳日記やメモで書いておくと、間隔時間のリズムもとりやすくなるかもしれません。

・ミルクと混合にしてみる

母乳は、赤ちゃんに吸われる刺激によって徐々に作られる量が増えていきます。ミルクを足す場合は、最初に母乳を与えて、足りない分をミルクで補いましょう。

さいごに

新生児の赤ちゃん、ふわふわでやわらかい天使のような存在、そんな一方で泣いたり、寝なかったりと、ママはお世話に忙しくなっていらっしゃるかと思います。昔は「お産をすると100本の筋が切れる、だから産後100日は安静が必要」という言い伝えがあったそうです。
また、産後直後のママの体はホルモンの影響を受けて、産後うつの症状が出る場合もあります。休めそうな時間には、横になって休んだり、リラックスできることを実践されてみてください(軽い運動、アロマ、ヨガ、音楽を聴くなど)そして、悩みや心配事があったら、まずその感情を外に出してみて、ご家族や病院に相談するのが何よりの解決策だと思います。
この時期は、特にママは無理なく過ごし、そしてパパとご家族はママのサポーターになってください。
どうぞ赤ちゃんとの素敵な時間をお過ごしくださいね。

◆参考

松永正訓『子どもの危険な病気のサインが分かる本』講談社
『赤ちゃんの病気 新百科』(株)ベネッセコーポレーション
『赤ちゃん・子ども病気百科』主婦の友社
松峯寿美『やさしく知る 産前・産後ケア』高橋書店

この記事の監修者

坂田陽子

経歴

葛飾赤十字産院、愛育病院、聖母病院でNICU(新生児集中治療室)や産婦人科に勤務し、延べ3000人以上の母児のケアを行う。
その後、都内の産婦人科病院や広尾にある愛育クリニックインターナショナルユニットで師長を経験。クリニックから委託され、大使館をはじめ、たくさんのご自宅に伺い授乳相談・育児相談を行う。

日本赤十字武蔵野短期大学(現 日本赤十字看護大学)
母子保健研修センター助産師学校 卒業

資格

助産師/看護師/国際認定ラクテーションコンサルタント/ピーターウォーカー認定ベビーマッサージ講師/オーソモレキュラー(分子整合栄養学)栄養カウンセラー

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