「旦那さん参加OK」はビッグチャンス!夫婦で行く母親学級のススメ

妊娠中期に入る妊娠16週ころから、産婦人科や保健所、母子健康センターなどで開かれる母親学級。呼び方はさまざまで、マタニティクラスやマザーズクラスなどとも呼ばれます。

母親学級の対象は主に妊婦さんですが、旦那さんの参加をOKとしている場合もあります。妊娠中の体の変化やお産の進み方、赤ちゃんのケアについてなど、パパママどちらも知っておくべき内容が含まれる場合は「パパの参加も可能です」と案内があるはず。そんな時には、ぜひ旦那さんにも積極的に参加してもらうことをお勧めします!

「妊婦さんがいっぱいいるんでしょ?男が紛れていたら変じゃない?」と心配する旦那さんもいることでしょう。そこは、主催者側もしっかりと配慮していますからご安心を。特に「妊婦さんのみ」などと対象者を示されていない限りは夫婦で参加できる可能性がありますので、対象者を確認してみましょう。

 

どうして夫婦での参加が良いの?

夫婦での参加をお勧めする理由。それはズバリ、妊娠、出産、育児について、旦那さんも知識を持っていた方が妊婦さんをサポートできるからです。

妊娠がわかってからの生活は、出産がゴールではありません。その先には育児が待っています。妊娠期間に母親学級などで学んでおくことで、妊娠中のサポートが出来るようになり、妊娠中のサポートが出来たことで、出産時や産後のサポートも自然とできるという流れが出来ます。つまり、旦那さんを「育児に巻き込むビッグチャンス」ですから、ぜひ夫婦で参加することをお勧めします。

 

母親学級ではどんなことを学ぶの?

①妊娠中の体の変化

妊婦さんの体は、猛烈なスピードで変化しています。それに伴ってマイナートラブルが起きたり、場合によっては安静を指示されたり、入院の措置が取られることも。そんな時に必要となるのが、家族の理解とサポートです。そのため、妊娠中の体の変化や心配な症状については旦那さんも知っておいた方が良いでしょう。

また、妊婦さんの疑似体験ができる母親学級もあります。おなかが大きくなった妊婦さんの動きづらさや不便さを体験することで、家事や育児を積極的にサポートする意識が芽生えた!との声も。

②出産の進み方

初めての出産の場合、旦那さんに「お産の流れ」を想像してもらってみてください。苦しんでいる陣痛中の場面や赤ちゃんが取り出されて感動のご対面・・・といった場面は、何となく思い浮かぶのではないでしょうか。しかし、実際にどういった形でお産が始まり、進んでいくのかについては、詳しく知らない方がほとんどだと思います。

お産の始まり方はさまざまで、ちょっとした腰痛から始まる人もいれば、急に破水する人も。そして、そこから出産までかかる時間もバラバラ。どんな始まりでどれだけ時間がかかっても、出産時には旦那さんのサポートが必要です。立ち会い出産の場合は実際に飲み物を渡したり腰をさすったりと、出来ることはたくさんあります。立ち会い出産をしない場合でも、近くにいて応援しながら待ってくれているだけで心強いものです。

また、妊婦さんの5人に1人が帝王切開で出産をしています。その半数以上は、経腟分娩を予定していたものの、帝王切開に切り替える緊急帝王切開です。そうなった妊婦さんは驚きや不安を覚えるかもしれませんが、そこで頼りになるのが旦那さんです。一緒に赤ちゃん誕生の瞬間を迎えられることは、何よりの支えや励みになるでしょう。

どういう経過を辿って出産に至るのかは、サポートをする旦那さんも知っておいた方が良い知識です。さまざまなパターンを知った上で、一緒にシミュレーションをしておけると安心ですね。

③赤ちゃんのお世話

生まれたばかりの赤ちゃんは、首も腰も座っておらず、フニャフニャしています。あまりに柔らかく繊細で、産着を着た状態で抱っこすることさえもドキドキするものです。

母親学級では、抱っこの仕方やおむつ替えなども学ぶことが出来ます。その中でも特に「これは教えてもらって良かった!」との声が多いのは、沐浴です。

沐浴とは、大人とは別にベビーバス等のお風呂で赤ちゃんの体を洗ってあげることです。フニャフニャな赤ちゃんを洗ってあげるにはコツが必要。ママは産後の入院中に実際の沐浴を行いながら指導を受けられますが、パパにはその機会がありません。実際に赤ちゃんが家にやってきて、ぶっつけ本番で臨むことになります。

沐浴指導のある母親学級では、助産師さんなどが人形を用いて手順やコツを教えてくれます。実際の動きを見たり、人形を配られて動きを試しながらレクチャーしてもらえる場合もあります。旦那さんにとって母親学級は、ぶっつけ本番になる前に沐浴指導を受けられる貴重なチャンスといえるでしょう。

 

旦那さんを育児に「巻き込んで」!

世の中には、育児に対して初めから協力的な男性もいれば、少し抵抗がある男性もいます。でも、よほどの意思をもって「俺は育児をしない!」といっている昭和の頑固オヤジでもない限り、育児の要領がわかれば出来るはずです。

かくいう私の夫も、初めはフニャフニャな我が子のお世話に「おっかなびっくり」といった感じでした。しかし、私が「腰が痛いから代わってちょうだい」「手が離せないからおむつ替えてちょうだい」と何かにつけて頼りにしていくうちに、あっという間に慣れ、抵抗なくお世話が出来るようになりました。

思い返せば、妊娠や出産には全くといって良いほど興味がなく無知だった私の夫。母親学級で話を聞き、出産の映像を見たり、妊婦疑似体験をする度に、妊娠中の私に対するサポートが手厚くなっていきました。そのペースのまま、子供が生まれて、育児が始まったので、私のサポートから子供のお世話に自然とシフトチェンジしていったように感じました。

私の場合、産婦人科の方針で母親学級に夫が参加しなければならなかったのですが、それが夫を巻き込むきっかけになりました。意図したものではありませんでしたが、これはその後の育児においても、とても役に立つ方法(?)で、今も何かにつけて問題を共有して巻き込み続けています(面倒がられているかもしれませんが・・・)。その結果、妊娠中だけではなく育児も家事も協力し合える関係になったように思います。

 

まとめ

母親学級は、必要な知識を得られるだけではありません。旦那さんを育児に巻き込んでいくビッグチャンスです。

もしも、夫婦で参加の機会を逃してしまっても、産婦人科のほかに自治体やベビー用品メーカー主催のものなど、さまざまな場所で母親学級が開催されています。最近はオンラインでも行われていますので、ぜひお気軽に夫婦で参加してみてくださいね。

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