妊娠後期に入られたみなさん、ご出産の準備はどのように進めていらっしゃいますか?一口に出産の準備といっても、赤ちゃんが生まれる季節によって必要な物は様々です。そこで、
■【季節共通】最低限必要な出産準備リスト
■【春生まれ】の出産準備リスト
■【夏生まれ】の出産準備リスト
■【秋生まれ】の出産準備リスト
■【冬生まれ】の出産準備リスト
をご紹介します。
【季節共通】最低限必要な出産準備リスト
□おむつ
□おしりふき
□お風呂グッズ(ベビーソープ、ベビーバス、ガーゼ、綿棒)
□爪切り
□消毒液
□体温計
必要に応じて揃える出産準備リスト
□鼻水吸引器などの衛生品
□哺乳瓶、粉ミルク、消毒セット
□ベビーベッド、ベビー布団
□車のチャイルドシート
□ベビーカー
□抱っこ紐
先輩ママからのアドバイス
私の実体験からは、初産の時に、沐浴の後赤ちゃんを安全に寝かすスペースを予め考えておけばよかったと思っています。産院だと、沐浴が終わるとすぐお隣にベビーベッドがあり、動線バッチリ!なのですが、自宅に帰ってから、少し離れたリビングに行く前に身体やおむつをする場所がない!と困りました。(結局、お風呂場から出たすぐに、ベビークーファンを準備しました!)赤ちゃんとの実際の生活が始まるまでは、気が付かないような事や、こんなことも考えておいた方がよかった!と、出産後に赤ちゃんから学ぶというか、教えてもらう事(笑)が、多々あったというのが本音でもあります。

【春生まれ】出産準備リスト
□短肌着
□長肌着
□コンビ肌着
□ツーウェイオール
春生まれの場合、日中は短肌着+長肌着または肌着+コンビ肌着+ツーウェイオールといった服装がおすすめです。夜間少し肌寒いときは、肌着を2枚にしたりスリーパーを着せるなどで対応
しましょう。新生児期はおくるみも体温調節に便利です。
【夏生まれ】出産準備リスト
□短肌着
□ノースリーブ肌着
□長肌着
□コンビ肌着
夏生まれの場合は、日中は下着1枚で過ごすことが多いです。汗をかきやすい時期なので、下着を多めに用意しておくと安心です。
【秋生まれ】出産準備リスト
□短肌着
□長肌着
□コンビ肌着
□ロンパースまたはツーウェイオール
□ベスト
春生まれと同様、日中は短肌着+長肌着または肌着+コンビ肌着+ツーウェイオールかロンパースといった服装がおすすめです。
暑そうなときには1枚減らしたり、少し寒そうなときは肌着を1枚プラスして調整しましょう。ベストもあると脱ぎ着しやすく便利です。
【冬生まれ】出産準備リスト
□長肌着
□コンビ肌着
□ロンパースまたはツーウェイオール
冬生まれの場合でも、基本的には暖房器具で室温を調整し、赤ちゃんはあまり厚着させないことが多いです。長肌着+ロンパースといった服装で十分でしょう。寝るときにはスリーパーや寝具、おくるみを使用して調整してあげましょう。
【体験談】ママのための出産準備
赤ちゃんだけではなく、ママにも出産準備が必要です。
私の体験をもとに、ママにおすすめの出産準備をご紹介します。
入院グッズ
まず産院で案内のあった「入院グッズ」は早めに作っておくと安心ですよね。
美容院など自分のケア
それから、私の体験では、出産後、約一カ月は、自分の体力の回復と赤ちゃんのお世話に追われて、ゆっくり外出したり、自分の時間を持つことができなくなったので(もちろん忙しいとは聞いていましたが、こんなにか・・・と思いました)、ご自分の時間を持つことを出産の準備リストの中に入れる事をおすすめします!
実は、長男を出産したのは夏で、髪を切りに行きたかったのですが、3カ月ほど、美容院に行けませんでした・・・
ですので、二人目の時は、出産の準備の一つとして、公明正大に美容院に行くと決めていました!たしかに、出産の準備というと、いろいろな買い物や環境を整えることに頭が働いてしまいます。しかし、出産後しばらくは、赤ちゃんとの新しい生活がはじまり、なかなか自分の時間がとれないかもしれません(とれないです!と経験上断言した方が良いかも!?)。
ですから、是非とも、ママの出産の準備の一つとして、私のように美容院に行く等、ご自分の時間を作られるのはいかがですか♡?
産後の手続き準備
産後に慌てないために、事務的な事を予めご確認する良い時期だと思います。
例えば、出生届けの手続きについて、いつまでに、どこへ出しに行くかをチェックしておきましょう。私は、次女を出産した際に、里帰り出産でしたので、普段住んでいる自治体といろいろな事が異なっていたので、確認は怠らないようにしました。
また、なるべく事務的なことは、ママだけが負担するのではなく、ご主人様と分担するか、お任せすることを、妊娠後期のこの時点で決定することをおすすめします。産後は赤ちゃんのお世話と、ママの身体の回復が第一ですので、その時に面倒な事務処理のことで、わずらわしさを感じないようにするためです。
その他にも事務的な事としては、赤ちゃんの健康保険の加入の手続き、出産育児一時金や出産手当などの手続きも、どのように申請するかを予め確認すると安心です。

出産の準備はいつから始めるべき?
初めての出産となると、いつから出産の準備を始めたら良いか、迷ってしまいますよね。いつ出産となっても良いように、出産の準備は早めに始めておくと、安心だと思います。
妊娠中期
妊娠中期に入ると、つわりも落ち着いて、動きやすくなっている頃です。この頃から少しずつ準備を始める方が多いようです。高価なものを選ぶ場合、デザインや商品の比較をじっくりしたい場合には、中期に入ったら、下調べに取り掛かることをお勧めします。赤ちゃんのために使うスペース作りも始め、不要なものを処分したり、ベビーベッドなどのレンタルの手配をしておきましょう。
妊娠後期
次に多いのは、妊娠後期に入ってからというパターンです。産休の取得は1カ月半前くらいからになりますので、それまでは仕事をしている方もいますし、おなかが目立ち始めて、ようやく出産が近づいている実感が湧き、準備を始めるという方も多いでしょう。準備は産休に入ってからと考え、この時期から始めるのであれば、なるべくネットショッピングを利用したり、まずは必要最低限のものだけを用意して、入院後や退院後に必要になったものをご家族にお願いするのも良いでしょう。
9カ月以降は、動きにくくなりますし、出産が予定日よりも早まる可能性もあります。予定日間近のお買い物は何が起こるかわかりません。予定日1カ月前には、ある程度揃えておくのが理想的です。
まとめ
出産の準備について、生活環境はそれぞれ異なる点も多いので、自分には何の準備が必要か、時間のあるときに書き出すなどし、家族とも相談してみてください。
おなかの中の赤ちゃんも、ママ、パパに会える日を楽しみにしていると思います。身体に気を付けて、良い出産をお迎えください。
チャンスは出産時の一度きり。赤ちゃんの将来の安心に備えるさい帯血保管とは
うまれてくる赤ちゃんのために、おなかに赤ちゃんがいる今しか準備できないことがあるのをご存知ですか?
それが「さい帯血保管」です。
さい帯血とは、赤ちゃんとお母さんを繋いでいるへその緒を流れている血液のことです。この血液には、「幹細胞」と呼ばれる貴重な細胞が多く含まれており、再生医療の分野で注目されています。
このさい帯血は、長期にわたって保管することができ、現在は治療法が確立していない病気の治療に役立つ可能性を秘めています。保管したさい帯血が、赤ちゃんやご家族の未来を変えるかもしれません。
しかし採取できるのは、出産直後のわずか数分間に限られています。採血と聞くと痛みを伴うイメージがあるかと思いますが、さい帯血の採取は赤ちゃんにもお母さんにも痛みはなく安全に行うことができます。
民間さい帯血バンクなら、赤ちゃん・家族のために保管できる
さい帯血バンクには、「公的バンク」と「民間バンク」の2種類があり、公的バンクでは、さい帯血を第三者の白血病などの治療のために寄付することができます。
一方民間バンクでは、赤ちゃん自身やそのご家族の将来のために保管できます。現在治療法が確立されていない病気に備える保険として利用できるのが、この民間さい帯血バンクです。
ステムセル研究所は、国内シェア約99%を誇る国内最大の民間さい帯血バンクです。
ステムセル研究所が選ばれる理由
・1999年の設立以来20年以上の保管・運営実績あり
・民間バンクのパイオニアで累計保管者数は7万名以上
・全国各地の産科施設とのネットワークがある
・高水準の災害対策がされた国内最大級の細胞保管施設を保有
・厚生労働省(関東信越厚生局)より特定細胞加工物製造許可を取得
・2021年6月東京証券取引所に株式を上場
詳しい資料やご契約書類のお取り寄せは資料請求フォームをご利用ください。
さい帯血を保管した人の声
※ほかの保管者のから声はこちら
さい帯血保管は、赤ちゃんへの「愛」のプレゼント。
赤ちゃんに会えるまでのもう少しの期間、ぜひ少しでも快適に、幸せな気持ちで過ごしてくださいね。
▼さい帯血保管について、もっと詳しく
この記事の監修者

坂田陽子
経歴
葛飾赤十字産院、愛育病院、聖母病院でNICU(新生児集中治療室)や産婦人科に勤務し、延べ3000人以上の母児のケアを行う。
その後、都内の産婦人科病院や広尾にある愛育クリニックインターナショナルユニットで師長を経験。クリニックから委託され、大使館をはじめ、たくさんのご自宅に伺い授乳相談・育児相談を行う。
日本赤十字武蔵野短期大学(現 日本赤十字看護大学)
母子保健研修センター助産師学校 卒業
資格
助産師/看護師/国際認定ラクテーションコンサルタント/ピーターウォーカー認定ベビーマッサージ講師/オーソモレキュラー(分子整合栄養学)栄養カウンセラー