stemcell INSTITUTE

 

お知らせNotice

新細胞処理センターの建設に関するお知らせ

 この度、株式会社ステムセル研究所は、再生医療への応用を目的とした、「さい帯血」の細胞保管サービスの需要の増加に応えるため、受け入れ可能な検体数の拡充及び新たな事業として開始を予定している、「さい帯(へその緒)」組織保管サービスへの対応を目的として、2020年6月より、神奈川県横浜市に新たな細胞培養加工施設の建設を開始致しますので、お知らせ致します。なお、同施設の竣工予定時期は、2021年初頭を予定しております。

 現有の細胞処理センター(東京都港区)は、「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」に基づく手続きを経て、特定細胞加工物製造許可を取得しておりますが、新規施設は同許可に加え「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」に基づく、再生医療等製品の製造管理及び品質管理の基準であるGCTP(Good Gene, Cellular, and Tissue-based Products Manufacturing Practice)に適合する設備設計となっております。

  近年、さい帯血を用いた再生医療は、その安全性・有効性が明らかになりつつあり、国内外問わず、実用例が年々増加しており、当社における、さい帯血保管数も二年で2倍以上に伸長しております。さらに、「さい帯組織」から採取することができる、間葉系細胞の研究についても、目覚ましく進展しており、さい帯血およびさい帯保管サービスの需要は、ますます高まるものと考えられております。当社はこのような需要の増加に応えるべく、新細胞処理センターの建設を着実に進めて参ります。

■施設概要
所在地: 神奈川県横浜市
着工 : 2020年6月
竣工 : 2021年初頭(予定)
設備投資金額合計:約4億円
※完成後の細胞処理能力は、従来の約2.5倍(年間25,000検体)を見込んでおります。

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