妊娠初期と生理前の違いは?【体験談】妊娠初期に感じた症状

「生理が予定通りに来なかった時にただの生理不順なのかもしれない…」

「もしかしたら妊娠しているのかもしれない…」

と少し不安になりませんか?

妊娠初期の症状は人それぞれです。私は2人の子供を出産しましたが、2回とも同じ症状ではなかったですし、妊娠初期のあれこれで不安になったこともあります。

そこで、

■妊娠初期と生理前の違い

■【体験談】生理がこないと思ったら妊娠初期!どんな症状があった?

をご紹介。

生理がこないけれど、妊娠しているのかわからない…と悩んでいる人に、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

妊娠初期と生理前の決定的な違い

生理が遅れているのか、それとも妊娠しているのかを見極めるためには、いくつかのポイントがあります。ご自身のからだの状態と見比べてみてくださいね。

生理予定日を過ぎても、基礎体温が高いまま

皆さん、基礎体温を測ったことはありますか?基礎体温とは、起床時にベッドに寝たままの状態で測る体温のことで、

女性はホルモンバランスに応じて「低温期」と「高温期」の二相性になっています。「低温期」とは月経から排卵までの期間のことで、基礎体温が低くなり、卵胞期とも呼ばれます。「高温期」は、排卵後から月経開始までの期間のことで、この期間は基礎体温が高く、黄体期ともいわれます。

この基礎体温は、排卵がおこると低温期から高温期へ変化し、月経が始まると低温期に切り替わります。

妊娠をした場合、排卵から2週間経っても月経が起きず、高温期が保たれます。その後さらに高温期が2週間以上続いた場合、妊娠している可能性が高いと言えます。

妊娠検査薬で陽性反応が出る

妊娠検査薬は、受精卵が着床することで分泌されるhCGと呼ばれるホルモンを感知することで妊娠しているかを調べます。このhCGホルモンが尿中に出始めるのは、早くて次の生理予定日の数日前くらいとなります。

ただし、次の生理予定日前後ではまだhCGホルモンの分泌量が少なく正しく判定できないこともありますので、「次の生理予定日の1週間後」を目安にお使いくださいね。

妊娠初期と生理前の似ている症状

妊娠初期には、生理前と同じような症状が現れることもあります。このような症状が現れることで、妊娠に気がついたというママさんもいます。妊娠初期に現れやすい症状とその原因について説明していきます。

体温が高くなる、ほてる、頭がぼーっとする

妊娠すると、ホルモンの影響で高温期が維持されます。それにより体温は約37度前後になることが多く、普段よりも熱っぽさやほてりを感じたり、汗をかきやすくなることがあります。またホルモンの影響で妊娠中は眠くなる傾向にあるため、頭がぼーっとすると感じられる方も多いです。

下腹部痛

妊娠に伴い、子宮は大きく変化します。妊娠前は鶏卵くらいの大きさだった子宮は、出産する頃には、長さは6倍、重さは20倍にもなると言われています。子宮は妊娠期を通して徐々に大きくなっていくため、それに伴い下腹部痛や生理痛のような痛みを感じる人も多いようです。

腰痛

妊娠すると、赤ちゃんが通る産道の準備のために、骨盤まわりの靭帯を緩める「リラキシン」というホルモンが出ます。それにより骨盤まわりが不安定になり、腰痛を感じることがあります。腰痛は、赤ちゃんが大きくなる妊娠中期以降に感じる方が多いですが、妊娠初期でも痛みが出る場合があります。

胸の張り

生理前になると胸が張るという方は多いのではないでしょうか。それと同じように、妊娠するとホルモンの働きにより胸の張りを感じることがあります。また妊娠期間を通して、母乳を出す準備のために乳腺が発達するので、出産前には1~2カップほどサイズが大きくなります。

少量の出血

妊娠のごく初期に「着床出血」が起こることがあります。これは受精卵が着床する時に起こる少量の出血で、出血量はごくわずかで1~2日程度で止まることがほとんどです。

【体験期】生理がこないと思ったら、妊娠初期だった!どんな症状があった?

妊娠初期と生理前の症状は、生理予定日付近では見分けるのが難しいものです。

「生理がこないと思ったら、妊娠初期だった!」

という先輩ママが、生理予定日付近に感じた症状を振り返ってもらいました。

妊娠初期症状のひとつの参考にしてください。

【体験期1】頭がボーっとする・腹痛・茶色のおりもの・胸の張り・骨盤が開く感じ

1人目の妊娠を初めて疑ったのは、生理予定日を少し過ぎた辺りです。

生理予定日前後、いつもより頭がボーッとする・腹痛・茶色のおりもの

生理予定日当日はずっと頭がボーッとしていて、朝からスマホを無くしてしまったり、電車の待ち時間に立ち寄った最寄駅のカフェに傘を置き忘れたりしてしまいました。

帰ってからも夕飯のテーブルの上に味噌汁をぶちまけてしまいました。

極め付きは変なものを食べたわけではないのに、夜中に3回も腹痛で目覚め、トイレに駆け込むということが・・・もう散々です。

なんだか変だとは思いましたが、私はもともと月経前症候群(PMS)で薬を飲んでいるほど生理前のだるさや気分の落ち込み、おなかの張りなどが激しかったので、今月はやけにひどいなと思うくらいでした。

生理用ナプキンを見ると、ほんの少しだけ出血したものかな?と思うくらいの茶色のおりものがついていました。

だいたい生理周期が安定していたので「これで生理が始まるかな」と思っていましたが、翌日になっても翌々日になっても生理が始まらず「もしかして」と感じ始めました。

生理予定日の数日後、胸の張り・骨盤が開く感じ

他に少し胸の張りや骨盤が開くような不思議な感じがして、まさかと検索してみると、妊娠初期症状と合致するものが多かったため、妊娠しているかもしれないと強く思うようになりました。

生理予定日の1週間後、妊娠検査薬が陽性

検査薬は生理予定日から1週間経ってから使えるということでしたので、そわそわしながら1週間を過ごし、晴れて妊娠確定となりました。

【体験期2】排卵日あたりに子宮が痛む感じ

上の子が幼稚園に入る直前に妊娠していることがわかりました。この時は育児に忙しくて、あまり自分の身体と向き合えていなかったかもしれません。1人目の時ほど、あれこれ妊娠初期の症状があった覚えがないのです。

排卵日あたりに子宮のあたりに腹痛

しかし、唯一気になったのが排卵日辺りの腹痛でした。

上の子を乗せて自転車に乗っていると、その自転車の振動で子宮の辺りが響いて痛む程だったので、近々婦人科を受診しようかなと思っていました。

生理予定日後1週間を待たずにフライングで妊娠検査薬→陽性

そして、生理予定日が過ぎても生理が来ず、もしかしてと思い、妊娠検査薬を買いました。

数日後に家族旅行でスキーの予定だったので、検査薬が使える「生理予定日から1週間後」を待たずしてフライング検査をしてみたところ、きれいに陽性となったので、すぐ産婦人科に向かいました。

受診すると妊娠していることがわかりましたが、妊娠4週目だったため、産婦人科の先生にはよく気づいたねと言われました。

【体験期3】生理予定日前に、子宮がチクチクする感じ

2人の子供を出産しましたが、どちらの時もあったのが、生理予定日前に子宮をチクチク針でつつかれたような軽い痛みでした。生理前は腰痛・下腹部痛などわりとひどい方なのですが、妊娠がわかる前の「チクチク感」は、生理前とは明らかに違う感じでした。

生理ではなく妊娠初期かも?と思ったら気をつけたいこと

「なんだかいつもの感じと違うし、もしかしたら妊娠してるかも!」と感じた時に、日常生活で気をつけたいことがあります。その理由とともにお伝えします。

激しい運動は控える

アクティブな行動も妊娠前から継続しているものは基本的に問題なし、適度な運動も良し、でも妊娠に気がついたら激しい運動は控えるのがおすすめです。

妊娠可能性がある場合の服薬は、産婦人科に相談

また、妊娠初期0〜4週未満は、お酒や薬の影響はほぼありません。

しかし、抗リウマチ薬や抗ウイルス薬などの種類によっては、体の中に長く成分が残るものもあるようなので、妊娠することがわかっている時には事前に服用を避けるべき薬かどうか、気にした方が良いですね。

また妊娠初期4週〜7週では、赤ちゃんの中枢神経や心臓など、とても大切な器官を作る時期なので催奇形性のある薬は絶対に避けましょう。

その後も案外使ってしまいそうな湿布薬や塗り薬なども、赤ちゃんに影響がある場合が多いので、ちょっとした薬でも使用する前には必ず医師に相談をするようにしてください。

妊娠検査薬のフライングには注意!生理ではなく流産の可能性も

妊娠検査薬は、生理予定日の1週間後に使用するものですが、フライングで検査することも可能です。

しかし生理予定日1週間を待たずに妊娠検査薬を使って陽性でも、その後、生理のような出血があった場合は、化学流産の可能性があります。

胎嚢ができる前の妊娠超初期の化学流産は、生理と見分けがつかず、妊娠に気付かないことも多いです。

妊娠検査薬を使うのは説明書通り、生理予定日から1週間後にするのがおすすめです。

さいごに

生理がこないと本当に妊娠したのかどうか気になったり、妊娠初期だからこそ気をつけなければいけないことがいくつかあるので、不安になったりしますよね。

生理予定日よりも前の飲酒や服薬については過度に気にせず、妊娠がわかったらすぐにきちんと調べたり、医師に確認したりして、赤ちゃんとママの身体を大切にしてあげましょう。

チャンスは出産時の一度きり。赤ちゃんの将来の安心に備えるさい帯血保管とは

うまれてくる赤ちゃんのために、おなかに赤ちゃんがいる今しか準備できないことがあるのをご存知ですか?

それが「さい帯血保管」です。

さい帯血とは、赤ちゃんとお母さんを繋いでいるへその緒を流れている血液のことです。この血液には、「幹細胞」と呼ばれる貴重な細胞が多く含まれており、再生医療の分野で注目されています。

このさい帯血は、長期にわたって保管することができ、現在は治療法が確立していない病気の治療に役立つ可能性を秘めています。保管したさい帯血が、赤ちゃんやご家族の未来を変えるかもしれません。

しかし採取できるのは、出産直後のわずか数分間に限られています。採血と聞くと痛みを伴うイメージがあるかと思いますが、さい帯血の採取は赤ちゃんにもお母さんにも痛みはなく安全に行うことができます。

民間さい帯血バンクなら、赤ちゃん・家族のために保管できる

さい帯血バンクには、「公的バンク」と「民間バンク」の2種類があり、公的バンクでは、さい帯血を第三者の白血病などの治療のために寄付することができます。

一方民間バンクでは、赤ちゃん自身やそのご家族の将来のために保管できます。現在治療法が確立されていない病気に備える保険として利用できるのが、この民間さい帯血バンクです。

ステムセル研究所は、国内シェア約99%を誇る国内最大の民間さい帯血バンクです。

ステムセル研究所が選ばれる理由

・1999年の設立以来20年以上の保管・運営実績あり

・民間バンクのパイオニアで累計保管者数は7万名以上

・全国各地の産科施設とのネットワークがある

・高水準の災害対策がされた国内最大級の細胞保管施設を保有

・厚生労働省(関東信越厚生局)より特定細胞加工物製造許可を取得

・2021年6月東京証券取引所に株式を上場

 

詳しい資料やご契約書類のお取り寄せは資料請求フォームをご利用ください。

さい帯血を保管した人の声

■出産の時だけのチャンスだから(愛知県 美祐ちゃん)

■さい帯血が本当の希望になりました(東京都 M・Y様)

※ほかの保管者のから声はこちら

 

さい帯血保管は、赤ちゃんへの「愛」のプレゼント。

赤ちゃんに会えるまでのもう少しの期間、ぜひ少しでも快適に、幸せな気持ちで過ごしてくださいね。

▼さい帯血保管について、もっと詳しく

この記事の監修者

坂田陽子

経歴

葛飾赤十字産院、愛育病院、聖母病院でNICU(新生児集中治療室)や産婦人科に勤務し、延べ3000人以上の母児のケアを行う。
その後、都内の産婦人科病院や広尾にある愛育クリニックインターナショナルユニットで師長を経験。クリニックから委託され、大使館をはじめ、たくさんのご自宅に伺い授乳相談・育児相談を行う。

日本赤十字武蔵野短期大学(現 日本赤十字看護大学)
母子保健研修センター助産師学校 卒業

資格

助産師/看護師/国際認定ラクテーションコンサルタント/ピーターウォーカー認定ベビーマッサージ講師/オーソモレキュラー(分子整合栄養学)栄養カウンセラー

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