妊娠は期間限定ですが、持っている服のほとんどを買い替えなければならないほど体型が変化してしまいます。

なんとか買い替えは最小限で抑えたいけれど、実際に何が必要かわからない!という妊婦さんのために、どの時期にどのような服装が良いのか、必要な服は何かをご紹介します。

 

経腟エコーの妊婦健診での服装

まず、はじめに、妊婦健診には体重測定があることに気をつけたいですね。妊娠初期はまだあまりおなかの目立たない妊婦さんも多いですが、後半になってくると体重増加が止まりません。

初期からでも妊婦健診時は少しでも軽い服で行く努力をしたくなるのが妊婦さんあるあると言えるかもしれません。

そして、妊婦健診の種類によって、適した服装を選んで行きましょう。

妊娠初期の健診では、内診、経腟エコーをします。パンツやショーツを脱いで、内診台に上がりますので下は脱ぎやすいものを上は少し丈の長いトップスだと安心ですね。

脱ぎにくいタイツやストッキング、またひも靴やブーツなどは避けた方が良さそうです。

 

経腹エコーをする妊婦健診での服装

病院によりますが、だいたい12週くらいになり、子宮も大きくなってくると腹部にエコーを当てる妊婦健診になります。

この健診では服を脱がずにおなかの部分だけめくるようになるので、簡単にめくることができる服装で行きましょう。

ワンピースは下からめくると恥ずかしいですし、サロペットもおなかを出すには苦労するので避けたいです。

ちなみに病院によっては、初期から内診と経腹エコーを合わせて行うこともあるようなので、どちらにも対応できるように丈の長いトップスに脱ぎやすいパンツを合わせた服装にしておくのも良いかもしれません。

 

おなかが大きくなったら、おなかはゆったり、足はきゅっと

マタニティ用の服装でも、おしゃれをしたい妊婦さんも多いですよね。おしゃれをしても大きくなるおなかに合わせて、おなか周りはゆったりした服装を心がけましょう。

マタニティショーツやウエスト部分がゴムになっているマタニティジーンズやレギンスパンツなどもかなり種類が豊富です。

しかし、それらはとても便利なのですが、本当に期間限定で産後おなかが小さくなるとすぐに履けなってしまいます。勿体無いと思う方には、フリマアプリなどで購入する、出品するのもおすすめしておきます。実際、私も妊娠期間中に数カ月だけ着用したマタニティ用の服たちを出品してみましたが、全てすぐに売れてしまいました。

また、妊娠中の足はとてもむくみやすいです。おなかはゆったりした服装にしますが、足は着圧ソックスできゅっとさせるのも良いです。

私は妊婦健診でむくみがあるとは言われませんでしたが、明らかに妊娠前よりもむくみを感じていました。そこで、夜間使える着圧ソックスを使用していましたが、朝起きた時のむくみ感がなく、とても快適でした。

ただし、購入する時はあまり圧が強いものではなく、おなかの大きな妊婦さんでも無理なく履けるものを選びましょう。

あまりにも、むくみが酷い方は産婦人科の医師に相談してくださいね。

 

わざわざ買う?産後の下着、授乳服

入院前に産後の授乳を考えて、授乳ブラや授乳服、パジャマを用意する方もいると思います。

私も1人目の時は、わざわざ専用のものを購入しましたが、代用できるものが実はたくさんありました。

授乳ブラは、有名カジュアル衣料品メーカーでも取り扱っている、普段使い用のノンワイヤーブラやブラトップで十分です。柔らかい素材のものであれば、授乳をする時に簡単にめくることができます。

妊娠中から胸のサイズが変わる妊婦さんも多いので、普通のブラジャーだときつく感じるかもしれません。妊娠中は乳腺が発達しますので、きついブラジャーだと発育を妨げてしまう可能性があります。

妊娠中から楽なブラジャーに切り替えておけば、授乳中も続けて長く使用することができますね。

また、入院中から使用するパジャマも長い丈で前開きボタンタイプのものであれば、楽に授乳ができます。意外と授乳用のパジャマの方が授乳口のボタンを外すのが面倒なことも多かったです。

パジャマ以外の服についても、下からめくることのできるゆったりしたトップスであれば授乳口がついていなくても簡単に授乳ができます。

ただし、お宮参りなどで着たいワンピースはなかなか授乳が難しいですから、授乳服を買ってみるのも良いですね。

おわりに

私は1人目妊娠中にたくさん買いすぎてしまった反省を生かして、2人目を妊娠していた時に新たに購入したものは「マタニティジーンズ、前開きボタンのパジャマ、授乳口付きワンピース、着圧ソックス、産褥ショーツ、マタニティショーツ」くらいでした。

妊婦さん向けの雑誌などを見るとおしゃれな服装を紹介したものが多くありますよね。

必要以上に新しく買い揃える必要はありませんが、最近では普通のアパレルブランドでもマタニティから授乳中に対応した服装を簡単に揃えることができますので、いろいろ見てみるのも楽しいかもしれませんね。

まずは、つわりなどが落ち着いて、妊婦さん自身の体調が良い時に体や赤ちゃんに無理がないように、期間限定のおしゃれを楽しんでみてください。

出産に備える
大切な情報