下記表のように、五種類の臨床試験が進行中です。

あらかじめ患者さんの血液を5〜10ml採血後に送付頂いて、これと保管中のさい帯血の内、検査用のサンプルとの両方を検査機関にて、MHC遺伝子解析により完全一致を確認します。尚、ステムセル研究所では保管中のさい帯血はすべて、コンピューターで厳重に管理し、瞬時に同定できるシステムを完備しています。
凍結保管中のさい帯血細胞を融解後、品質検査の後、新生児や小児に投与可能な状態に専門技術者が調整して、担当医師が患児の静脈に点滴投与いたします。
自己のさい帯血を本人に投与するので、理論的には全く安全です。実際に、米国含め数百例の実施例がありますが、全く安全で何ら副次的な反応は観察されておりません。
| Cord Blood Registry 社 |
Via Cord 社 | Cryo-Cell Internation 社 |
|
|---|---|---|---|
| 設立 | 1992 年 | 1993 年 | 1989 年 |
| 保管数 | 350,000検体 | 250,000検体 | 230,000検体 |
| 白血病(兄弟姉妹間) | 34件 | 44件 | 7件 |
| 悪性リンパ腫 | --- | 1件 | --- |
| 貧血(再生不良性貧血,他)(自己,兄弟姉妹間) | 19件 | 81件 | 15件 |
| 先天性代謝異常(兄弟姉妹間) | 3件 | 1件 | 1件 |
| 免疫不全等(自己,兄弟姉妹間) | 1件 | 15件 | 3件 |
| [再生医療・細胞医療分野] | |||
| Ⅰ型糖尿病(自己) | 7件 | 5件 | 4件 |
| 脳性麻痺(自己) | 90件 | 62件 | 26件 |
| 低酸素性虚血性脳症(自己) | 3件 | --- | 84件 |
| 水頭症(自己) | 4件 | 1件 | --- |
| 合計 | 161件 | 210件 | 58件 |
2011年4月現在 各社公表資料による
ステムセル研究所では、すべてのさい帯血に対して、分離作業を行い混入が心配される微生物類の除去に努めております。さい帯血の搬入時から幹細胞の保管にいたる全てのプロセスで細菌の混入がないような作業基準を守って操作を行っております。その上で一般細菌検査を実施して安全なもののみを保管させて頂いております。
CPC(細胞処理センター)へ
GVHD(graft versus host disease) - 移植片対宿主病 -
生体の免疫反応の結果、移植したリンパ球等の免疫担当細胞が宿主の細胞や組織を攻撃した結果起る病気のことです。MHC(HLA)がマッチしている血縁者間の場合と、非血縁者間でのさい帯血移植でのGVHD発症例を比較しますと前者が9%に対して後者が42%という結果が1997年に論文で発表されております。
MHC (major histocompatibility complex)主要組織適合 - 遺伝子複合体 -
MHC遺伝子は、 ヒトの第6染色体上(A,B,C,D)に存在する巨大遺伝子で、この遺伝子の規定している分子の配列決定に際して両親のDNAが関与して、選択されて来る結果、ランダム配列を持つ様な構造となっています。その結果MHC分子は、個人個人で全く異なり多様性を有しています。人体のほとんどの細胞表面に発現し、この分子が免疫学的に各個人の識別の役割をしております。その他に多くの遺伝病、体質病の原因に大きく関与していると考えられています。MHCはヒトの場合HLAと呼ばれています。
当社、契約書の第11条では、引き渡し請求に基づいてステムセルを引き渡した場合、CD34陽性細胞の生存率が70%未満 または、造血系細胞への分化が失われていた場合は全額返金することになっております。
当社の重大な過失の場合は全額返金となります。
主治医の先生にご相談するのが原則ですが、それ以外の場合は探す努力をいたします。
詳しくは移植推進室にお尋ねください。
MHCタイプは個人間で異なりますが、人種間でも大きく異なります。 その結果、外国で日本人にマッチしたMHCのタイプを探すのは非常に困難です。 国際結婚で生まれてきたお子様はどちらの国でも一致したものを探すことはより難しいことです。ですから国際結婚の場合には特におすすめします。
ステムセル研究所におけるさい帯血の管理は、2次元コードによって行っております。さらに移植のために保管中の細胞を使用するときは、ご本人の血液を少量送っていただき、その血液と保管されている細胞からMHC遺伝子のDNA解析を行い本人との同一性を確認します。