現在の保管者数
40,304
これまでの採取実績病院数
1,845施設
はてなマークさい帯血ってどういうもの?

とても貴重、

さまざまな疾患の治療で注目される

「さい帯血」って、どういうものですか?

「さい帯血」はお母さんと赤ちゃんをつないでいる、へその緒や胎盤の中に含まれている血液です。

さい帯血には「幹細胞」という、体のさまざまな種類の細胞のもとになる細胞が豊富に含まれています。
たとえば、赤血球・白血球・血小板などの「血液のもと」となる造血幹細胞は高い造血能があるので、白血病や再生不良性貧血などの難治性血液疾患の治療に役立ちます。
また、中枢神経・自己免疫・虚血性障害などの修復に役立つ可能性を持つ細胞など、多種多様な細胞に分化できる能力を持つ幹細胞を含んでいることから、さい帯血への医学的関心は近年急増し、臨床試験や研究段階にある再生医療・細胞治療への将来的な応用が期待されています。

さい帯血とはどういうもの?

リボンPOINT 1
お母さんと赤ちゃんを結ぶ「へその緒」に含まれる血液で、「さい帯血」は赤ちゃんのものです。
リボンPOINT 2
出産時にしか取れない大変貴重な血液です。
リボンPOINT 3
出産時での「さい帯血」採取は、痛みや母子への危険性の無い安全なものです。
リボンPOINT 4
血液、血管、筋肉・軟骨、神経等を作る「幹細胞」が豊富に含まれています。
リボンPOINT 5
現在、臨床試験や研究段階にある再生医療・細胞治療の可能性に備え、自己のさい帯血の分離・保管・供給を行います。
また、白血病や再生不良性貧血等の難治性血液疾患の治療にも役立ちます。
はてなマーク公的バンクと民間バンクの違い

さい帯血の保管先には、公的バンクと民間バンクがあります。 公的バンクに寄付したさい帯血は第三者に提供されるのに対し、民間バンクでお預かりしたさい帯血は赤ちゃん本人とご家族のために利用されます。民間バンクは赤ちゃん本人やご家族のために保管するので、万が一の時にいつでも引き出して利用することができます。ステムセル研究所では産科医の協力があれば、基本的には希望する方すべてが採取してもらえます。(ただし、HBe抗原陽性とHIV陽性の方は除きます。)

公的バンク 民間バンク
費用 無償(寄付) 有償
適応症 白血病などの血液疾患 再生医療・細胞治療

白血病などの血液疾患

対象者 第三者 赤ちゃん本人・ご家族
はてなマーク民間バンクのメリットは

赤ちゃんの血液ゆえに増殖能力が優れた幼若な細胞を多く含んでおり、拒絶反応やGVHD*が起こりにくく、移植後の副作用の可能性も低く環境条件に適応しやすい性質があります。骨髄移植では白血球型(HLA)が最低でも『6座中5座』が合わないと移植できませんが、さい帯血移植では『4座以上』が望ましいとされています。 白血病(兄弟姉妹間)に対する移植成功率は良好で、非血縁者間の移植と比較し、
① 1年生存率が高い
② 急性 GVHD*の発生率が低い
③ 好中球生着の割合が高い
と報告されています。

兄弟姉妹間の移植 非血縁者間の移植
1年生存率 82%(n=83) 61%(n=1623)
急性GVHD*の発生率 25%(n=91) 43%(n=1623)
好中球生着割合 94%(n=91) 83%(n=1623)
ViaCord社資料
はてなマークさい帯血の課題
  • へその緒から採取するため、血液量が少ないことです。治療に必要とされる幹細胞数を確保できるかは個人差があります。
  • さい帯血に含まれる幹細胞は、骨髄由来のものと異なり未熟な細胞であるため、移植後の免疫力の回復が遅いと考えられています。

*GVHD:移植片対宿主反応病。移植した細胞が、移植を受けた患者さんの体そのものを『異物』と
認識して攻撃し排除しようとする厄介な反応です。