細胞にダメージが少ない手法で凍結した後に、超低温(マイナス190℃)の液体窒素タンクで保管します。
細胞処理センター(CPC)へ
分離したさい帯血幹細胞は複数のアンプルに分けて保管されます。病気・病態・移植分野によって必要な細胞数が異なるため、使える回数は決まっていません。将来増殖技術が確立すれば、複数回の使用が可能となります。
本人または親権者の承諾と医師の要請があれば、赤ちゃんの二親等の方までの移植に対応します。
(契約書第8条第2項および第3項)。
ご家族は血縁の無い方に比べて高い確率で適合します。HLAの型が一致する確率は、赤ちゃんのご両親は約1000分の1、赤ちゃんのごきょうだいは4分の1です。(他人同士では数万から数千万分の1です)
液体窒素で20年間保管したさい帯血幹細胞の有効性が報告されています。いくつかの研究論文等から推察すると幹細胞は半永久的に保管可能であると考えられています。
当社保管数が1万件を超えた頃から国内外の施設で保管さい帯血を利用した治療が始まっています。
2011年7月までに、6例の治療実績があります。
移植例へ
がんは遺伝病ではないので、さい帯血にがん細胞が混入することはありません。
成人の悪性リンパ腫の移植には、主として自己や他人の未梢血幹細胞移植が行われます。
さい帯血は、小児の悪性リンパ腫に対して使われておりますが、臨床研究中です。
さい帯血には、造血幹細胞が多く含まれ、白血病など血液疾患の造血幹細胞移植に使用されております。
さらに、神経細胞、血管新生のもとになる細胞が含まれており脳性麻痺等脳神経再生医療の研究が進められています。
さい帯血はご出産の際、さい帯および胎盤に残っている血液を病医院の先生やスタッフの方に採取していただきます。
お母さまにも赤ちゃんにも痛みや危険は一切ありません。